色彩検定1級に独学で1発合格した話し
こんにちは🌞 地球と自分に優しく生きたい、1級色彩コーディネーター🎨キャンドル作家のしょうこ(@brightcandle_jp)です🕯
さて、今回は私が2019年~2020年にかけて取得した※色彩検定🎨のお話しです。
※色彩検定とは、色彩学にまつわる基礎知識を学べる検定。1990年の第1回開催より累計150万人以上の方が受検した、文部科学省後援の公的資格。

色彩検定1級をこれから受験する方へ
このブログでは主にキャンドルに関すること・心地よく暮らすヒント🌱などを発信していて、色彩検定とは直接関係がないかもしれません。
ですが、最近ふと色彩検定の情報をTwitterで見ていたとき「1級受けるけど、どんな風に勉強していいか分からない😭」という、そんなつぶやきを複数目にしました。その時即座に思ったんです。「これ、昔の私だ😭!」と。
キャンドル作りに生かしたい!独学受験。
キャンドルを作る際、以前は全て自分の直感・感覚だけで色を選んでいましたが、より「プロっぽく」理論的に考え配色できたら・・・! 自分のセンスに自信を持ちたい・・・!と挑んだ色彩検定。昔から勉強系は大の苦手だけど、どうせやるならとことん!!と思い、2019夏、2級合格のステップを踏んだのち、迷わず冬の1級に挑戦しました🎨(1級は年1回、冬のみ実施)
大人になってから、自分の興味ある分野の勉強。辛かったけど楽しかった!!

・2級&3級テキスト→ 最短合格! 色彩検定2級・3級テキスト&問題集 第2版
・1級テキスト(公式)→ 色彩検定 公式テキスト 1級編 (2020年改訂版)
・配色カード→ 日本色研 新配色カード199a
そんな訳で受験を決めた当時の私は「1級独学挑戦!!」と鼻息荒め😤に得意のネット検索で片っ端から情報を集めていましたが、1級となると受験者数もグッと減り少々マニアックなのか?とても情報が少ない・・・💧 もっと言えば市販の問題集(こちらは主に2次試験対策)を手に入れるのに書店を5〜6件まわっても取扱いなし。(しかも新宿とか大きめの書店、ブックオフなんかも探しました)結局書店での購入を諦め、当時少々お高めの物をAmazonで購入。。。
探した時間と労力。。。サッっとネットで買えば良かった?と思ったけど、久しぶりの新宿楽しかったから良し。
一瞬、なんてマニアックな検定に手を出してしまったんだろう・・・とさえ思いました。(色彩検定さん、褒め言葉です。)が、しかし困難であるほど逆に燃える。←😂
1万5000円と高額な受験料払っちゃったから後戻りできない
私が受験したのは2年前(2019年度)。あくまで個人の体験談ですが、かつての自分が数少ない先人方の個人ブログ(体験談)に救われたように、今度は私が誰かの力になれれば!と思い、今年も迫る11/14の冬季試験、どこか焦る思い?で筆ならぬkey💻を取っています。私なりの表現ですが、少しでも参考になれば嬉しいです✍️

色彩検定1級受験、独学の私が使用したもの
・1級公式テキスト→ 色彩検定 公式テキスト 1級編 (2020年改訂版)
・2級&3級テキスト→ 最短合格! 色彩検定2級・3級テキスト&問題集 第2版
・公式過去問題集 (直近2年分)→色彩検定過去問題集2018年度1級 色彩検定過去問題集2019年度1級
以上!!(1次試験対策)
試験問題は公式テキストから出題される!
どうやって勉強した??
独学1発合格への必勝法簡潔にお伝えします。

〜1次試験編〜 勉強時間の目安:約100時間
①公式テキストの太字部分をとにかく覚える!!!
→最重要。
②テキスト1〜13章、全部やり切る!!
→もう諦めてヤマは張らない。横着しない。(2019はユニバーサルデザインはごっそり出ませんでした。。。)どこが出るか分からないので、全部やっておく!!諦めない!!焦らず1つ1つ、絶対できる!!大丈夫!!
③過去の問題集から、問題の雰囲気を掴む!!
→上手く言葉にできないけれど、私は過去2年分を見て「大体こんな感じか・・」と。出題された箇所のまだ出ていない似たような部分を特に覚えました。(自分で予想問題を作ったりもした。近年出た部分は既に覚えているから出たらラッキー!)
④過去問を制限時間内で解く練習

・・・なんだか誰でも思いつきそうな言葉が並びました。でも・・・本当にコレに尽きる。
人間つい少しでも楽しようとしたり、裏技とか近道を追い求めてしまうもの😭←私 でも泥臭くコツコツやるのが1番の近道と様々な先人は説きます。
とは言え、1級になると急に「ちょっと何言ってるか分からない🥪」というレベルの用語が連発するので、ただ闇雲に丸暗記しようとしても全然頭に入らない。。。だから、ここで改めて色に興味をもって「へぇ〜〜〜〜😃💡」って気持ちで覚えるようにしました。
色博士になるぞ🥸👑✨と、小学生みたいな気持ちを持ってみたり😂
↓このあたりを見た時は、( ゚д゚)この顔で リアルに固まりました。現実逃避もした。勉強が苦手で希望の大学にも落ちた。そんな過去も蘇った。。けど、そんな私でも絶対受かるんだ!と強い気持ちで乗り越えられた!!皆さんも諦めなければ大丈夫😭!! 1級、絶対合格しましょう😭✨

試験に合格するのはただの通過点、その先にある《本当に実現したいことの方》をイメージして!!
〜2次試験へ向け並行してやりたい事〜 勉強時間の目安:約50時間
※2次試験は1次に合格した人のみ受験出来ます。
①PCCSの色相環、PCCSトーン図は完璧且つサッと書けるように
→試験が始まった瞬間問題用紙の余白に書き、見ながら解く
②JISの慣用色名269色のうち、公式テキストで紹介されている122色(3級61色・2級61色)を完璧に復習→特に、色の説明(由来)を読んだら慣用色名が言えるようにする。これに紐付いた問題が出題されるので、色名を間違えるとその部分の問題ごっそり間違えるいう致命傷になります!恐ろしい!
122色の中から実際に2次で出たのは2色!(2019)

③偉大な先人のブログ内容を完璧にする
【色彩検定1級2次試験対策】これだけ覚えれば合格にぐんと近づくぞ!❶
【色彩検定1級2次試験対策】これだけ覚えれば合格にぐんと近づくぞ!❷
→情報を片っ端から集めていたとき偶然出会った神様「のたりブソン」さん。このブログがなければ私の合格は無いと言えるほど、めちゃめちゃお世話になりました。とにかく分かりやすい解説。移動中などテキストを開きにくい場所ではずっとこのページをスマホで穴が開くほど見ていました。
コツコツ独学で沢山の資格を取得されているそうで説得力もあり、まさに私の神様😭✨(のたりブソンさま、勝手なご紹介をお許し下さいませ。そして改めてその説はありがとうございました😭✨)
④過去問を制限時間内で解く練習
→これは1次試験の後で十分
1次合格から2次まで1ヶ月しかないから、同時進行しよう!

公式テキストと過去問題集をしっかりやれば十分合格できる!!
最後まで絶対に諦めない気持ちが1番大切
私は平日仕事終わりに1〜3時間、土日は纏めて・・など机に向かい、隙間時間はスマホで勉強しました。
色彩検定がキャンドル作りに自信をくれた
1級に合格する前と後では明らかに配色に自信が持てている自分がいます。(2級でも知識はついたけど、なんかこう・・・頭では大分理解したけどまだ使いこなせない感覚でした)

今は頭の中に色相環(色を並べた輪っか)が入っているので、それを元に配色しています。な〜んて一丁前にプロっぽいことを言ってみましたが、まだまだ勉強と研究中です🎨

色彩検定さんの受験エピソード企画に採用され、大好きな山田全自動さん(@y_haiku) に「#色彩検定あるある」を描いていただいたりなんていう貴重な経験も!? 😆🎨✨


頑張っていると、人生には面白いことが起こるんだと思いました。
慣れない勉強に体が悲鳴を上げたのか😓?尋常じゃない肩の痛みに襲われ、あまりの辛さに病院へ・・・なんて紆余曲折もありましたが、それらを経て合格を勝ち取った時は、大人になってからは中々味わう事のない喜びと達成感がありました。あの日のドキドキは今でも忘れられません。

試験に合格したこれからが本番!色彩検定で得た知識を生かして、キャンドルを通して色の楽しさを皆さんへお届けできるように頑張ります🎨✨
皆さんも色彩検定で人生に楽しいことが沢山起こりますように・・・!!これから受験する皆さんを心から応援しています!!